FIFAマスター大学院受講レポート 【クーバー・コーチング】

2016.01.07

Mr.Hiro

KFK駒沢校

コーチングスタッフ

松尾國弘

FIFA マスター大学院(16期-2015~2016年)

第1期:スポーツの歴史(9月中旬~12月中旬) イギリス レスター

イントロ

元日本代表の主将、宮本恒靖のブログを読んでFIFAマスター大学院を知りました 。

13期の宮本さんは3年前にFIFAマスター大学院を卒業し、その貴重な経験を ブログに記載しています。この10か月という短期間のカリキュラムはとてもユニークで、世界中から応募者がいます。第1期はイギリス、レスターのDe Montfort Universityでスポーツの歴史について学び、第2期はイタリア、ミラノのSDA Bocconi School of Managementでマーケティングや財政学を学びます。

そして、第3期 はスイス、ニューシャテルのUniversity of Neuchatelで法律の基礎知識を学んでから、最後は指定された4名のグループで研究プロジェクトを発表します。FIFAがカリキュラムをサポートしていますが、勉強の内容はサッ カーだけではなく、スポーツ全般です。

16期の学生は28か国から32人が参加しています。年齢は24歳 から32歳です。現在、世界各地のスポーツ業界で415人の卒業生が様々な地位で活躍しています。その結 果、在学中と卒業後の人脈作りが強調されています。まだ第1期を終えたばかりですが、FIFAマスター大学院 の経験は必ず会社の将来に役立つと信じています。

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第1期:スポーツの歴史

上述したように、第1期はイギリス、レスターのDe Montfort Universityでスポーツの歴史を学びました。

講義は月曜日から金曜日の午前9時から午後5までが基本です。土日は休みで、講義で取ったメモの復習をしました。講義の他にウィンブルドン、ラグビースクール、マンチェスター・シティなどにも訪問しました。

そして、偶然ですが、ラグビースクール訪問中に南アフリカ代表に劇的な勝利をもたらしたラグビー日本代表のメンバーに会いました。

カリキュラムの前半部分はクリケット、ラグビーやサッカーなどの大英帝国が生んだスポーツの歴史や成り立ちを学びました。

宮本さんがブログで記載したように、後半部分は近代スポーツの繁栄に伴う拡大や、近代オリンピックやFIFAワールドカップの発展について学びました。

ミラノとニューシャテルでスポーツの財政学や 法律を学ぶ前に、歴史を通して学んだ、スポーツが持つ大きな影響力を理解するのは大事だと思います。

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人脈作り

勉強もFIFAマスター大学院の大事な部分ですが、人脈作りも同様に重要です。

私たちは32人の小さなグルー プであるので、お互い全員仲が良いです。みんな異なる文化と職歴を持っているので、常にお互いから多くのことを学んでいます。

また、いつも一緒に移動し、同じクラスに出席している為、大きな家族のような存在です。

サッカー活動もFIFAマスター大学院経験の重要な部分です。マンチェスター・シティのスタッフの皆さんと MBA Football Industries (FIMBA)の在学生と親善試合も行いました。

16期のクラスでチームを作り、2試合と も勝利しました。チームとして一緒にプレーすることはチームワークの重要性だけではなく、スポーツが人々 をつなげる影響力を持つことを肌で感じました。

FIFAマスター専用のユニフォームも作り、ミラノとニューシャテルでも勝ち続けるつもりです。1月7日からミラノで始める第2期が楽しみです。

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【パート2 イタリア編】

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