《10月》 オーストラリアレポート② 【オーストラリア】
2016.10.17
オーストラリアレポート2016年10月13日と15日
第2回目のオーストラリアレポートをお伝えします。
今回はパフォーマンスアカデミーの木曜日と土曜日に開催されたゲームデーについてお伝えします。
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○10月13日(木)
最初にU-10クラスのニックコーチをサポートしました。
抑揚であったり、使う言葉など大変勉強になります!
その後全クラス(7歳から17歳)の子供たちが集まって月のMVPの表彰式が行われました。
賞状とメダルがコーチから授与されることで全員のモチベーションが高まったのを感じました。
次にヤングガールズのメインコーチを担当するソニャコーチにサポートしてもらい指導しました。
テーマはレシーブ&パスで1対1のムーブスはステップオーバーとダブルステップオーバーを行いました。集中力も高く子供たちのスキルの高さを肌で感じることが出来ました。
なかなか日本では女子だけのクラスで指導できる機会は少ないので非常に良い経験でした。
○10月15日(土)
午前中にゲームデーが開催されました。
ゲームデーは日本と同じでテーマを確認しながらゲームで声を掛けていくスタイルでした。
はじめに日本のリフレッシャーに参加していたコーチ陣から伝達がありました。
内容はインターナショナル・ディレクターのアルフレッド・ガルスティアンによる講義と実技についてでした。私も10月1日(土)に関西リフレッシャーを受講していたので内容は分かりました。
ポジティブ・ディフェンスについて(LOSE→WIN→KEEP→ATTACK)や、ゴールデンタッチ、think forward/look forward/play forwardと言った言葉と意味が伝えられました。
実際に今日のゲームでこのキーワードを使って声掛けを行うことになりました。
キーワードに関しては世界共通用語なので迷うことなく使えました。
こういったところが世界中で活動するクーバー・コーチングの良い所の1つだと感じました。
全てのカテゴリーの子供たちを見て1つの疑問が生まれました。
コートは全て天然芝で広いですが、7歳~17歳の子供たちどこのクラスも3対3~5対5のゲームを行っており、バズーカゴールなどのミニゲームでゲームを行っていました。
フィールドを大きくしないのか、大きなゴールを使わないのかを子供に聞いてみました。
フィールドが大きいとあまりボールが来ないし、ゴールが大きいと適当に蹴っても入るから、上手になるためには今の形がベストだと思う。
1対1に強い選手でなければプロになれないからそのために今はクーバーで練習いるんだ!
数人の子供に聞いてもやはり同じ答えが返ってきて、指導者・子供が共通理解してトレーニングができていることが分かりました。
また休憩中は必ずボールを持ってコートを囲んで球出しを行っていました。
必ず立っておかなければならず人をサポートすることをサッカーを通じて教えていました。
この取り組みは自身も見習いたいことの1つだと思いました。
クーバー・コーチング 瀧口