《10月イベント》　1Dayスクール　～サンデーコース ～　【小牧校】

ファーストタッチとは、ボールを受ける時の最初のタッチのことです。ファーストタッチが正確にできれば、相手にボールを奪われることなく、素早く次のプレーに移行することができます。よって、「良いプレーができるかどうかはファーストタッチ次第」と言っても過言ではないくらい、キーパーを含めて全てのポジションにおいて極めて重要な技術です。

まずは、ウォーミングアップにて、縦方向と横方向に交錯する形で、ファーストタッチの感覚を養う様々なタッチの練習を行いました。
他の人にぶつからないように「見る→予測する→プレーを変える」ことを意識し、タッチの強さ・方向を変えることがポイントとなりました。
最初は、ボールが身体から離れてしまいぶつかってしまうことがありましたが、徐々に意識の高まりと技術の安定化が見られ、スムーズにボールを運べるようになっていきました。

次に、思い通りの場所へ正確にファーストタッチする技術練習を行いました。
U-9クラスは、コーチがプレッシャーを調整しながら、インサイドでボールを当てて身体の一歩前にコントロールするタッチから始め、インサイドでボールを優しく押し出しスペースにコントロールするタッチ、後ろ向きの状況で前方のスペースへ運ぶタッチを練習しました。
U-12クラスは、相手がいる状況を設定し、動きながらパスを受けて縦又は中にコントロールするタッチ、後ろ向きの状況で前方のスペースへ運ぶ又はターンして振り向くタッチを練習しました。
ここでは、パスを受ける前に見ることと、タッチの強さ・方向やボールを受ける際の身体の向きをポイントに進めていきました。

メインの練習は、相手が奪いにくる中、状況に応じてファースタッチを変えてゴールを目指す実戦形式での練習です。
U-9クラスは、2つのゴールを設置し、1対1の中で様々なファーストタッチを使い分けてゴールを目指す練習を行いました。
U-12クラスは、1対1からはじめて人数を増やし、2対2の中で攻撃の優先順位を意識しながらファーストタッチを使い分けてゴールを目指す練習を行いました。
時折相手の動きを確認していなかったり、ファースト・タッチが乱れたりして、ボールを失ってしまうこともありましたが、そうでない場合には、練習したことを実戦形式で発揮できていました。

最後は3対3又は4対4のゲームを行いました。
普段のスクールでは、パスを受けて相手に突っ込んでしまう選手や、前方にスペースがあるにもかかわらず後方にコントロールしてしまいがちな選手も、奪いにくる相手を事前に見てファーストタッチを変えてゴールを目指す場面が多く見られました。

1Dayスクールに参加してくれたみんな、ご送迎いただいた保護者の皆様、ありがとうございました。

今回の1Dayスクールで学んだことを日々の練習でも意識して取り組み、試合の中で実践できるようになって欲しいと思います。
またのご参加を心よりお待ちしております。

クーバー・コーチング・サッカースクール小牧校
スタッフ一同

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