《春休みイベント》　スプリングスクール　～ストライカーコース～　 【名古屋みなと校】

　サッカーで試合に勝つためには相手チームより多くのゴールを決める必要があります。
　ゴール前には時間/スペースがなく、ゴールを決めるためには強い気持ちに加えて、素早いプレー選択と正確な技術が必要となります。
　今回のスプリングスクールでは、ゴールを決めるためのトレーニングを2日間行いました。

　1日目は、1タッチシュートや2タッチシュート(ファーストタッチでシュートを打ちやすい位置にボールを運び次のタッチでシュート)の技術練習を行いました。
　ファースト・タッチやシュートでインサイドを利用するため、左右両足で様々な方向にボールを動かすボールマスタリーの練習においてインサイドを使用する種目を多く行いました。
　次に斜め後ろから来るパスを受けて2タッチでシュートする練習を行いました。ここでは、動きながら1タッチでシュートしやすい位置にボールを運ぶこと、ボールの移動中に相手を見てファースト・タッチの方向を変えること、シュートは逆サイドを狙うことをポイントに練習しました。
　次は横から来るパスを受けて1タッチでシュートする練習です。ここでは、パスの出し手にどこでシュートを打ちたいかを伝えること、シュートを浮かさないこと、ニアとファーにシュートを打ち分けるためのポイントを伝えました。
　最後はゲーム形式での実践です。まずはハーフコートの2対2＋GKでコーチからの配球を受けて素早くシュートに持ち込むゲームを行い、次にフリーのゲームをして終わりました。

　2日目は、複数のゴールとDFがいる中、スキャン(素早く見渡す)して、どのゴールに向かえば良いのかを素早く選択し、少ないタッチ数でゴールを決める練習を行いました。
　「スキャン→プレー選択→実行」がテーマのため、4箇所から4人が同時にスタートして中央のスクエアに侵入した後、他の人と行き先が被らないように素早く次の場所に移動する練習をラン、ドリブルの両方で行いました。
　次に素早くシュートに持ち込む技術練習として、3つあるゴールの内、コーチが指定したゴールに2タッチ以内でシュートする練習を行い、向かうゴールに適した進入角度+体の向きを作ること、出されたパスに応じて1タッチなのか2タッチなのかを選択すること、ファースト・タッチでシュートしやすい位置に運ぶことを意識してもらいました。
　次は4方向にゴールを設置し、2～3人DFがいる中でコーチからパスを受けて素早くシュートに持ち込む練習です。どのゴールに向かうのかを自らスキャンして選択すること、ファースト・タッチでシュートに持ち込むこと、無理な場合は素早くターンして向かうゴールを変えることにチャレンジしてもらいました。
　最後はフルコートゲームでの実践です。実際の試合では狙うゴールは1つしかないため、ゴールへはどのルートで向かえばいいのか、向かえない場合はドリブルまたはパスでどちらにボールを運べばいいのかをスキャン→選択→実行してもらいました。

参加してくれたみんな、ご送迎いただいた保護者の皆さまありがとうございました。

今回は、ゴールを決めるための正確な技術と素早いプレー選択をテーマに練習を行いました。

試合の中で実践できるように、日々の練習の中で今回得たポイントを意識して練習に取り組んで欲しいと思います。

皆さまのまたのご参加を心よりお待ちしております。

クーバー・コーチング・サッカースクール
名古屋みなと校　スタッフ一同

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