クーバー・コーチング・サッカースクール大府校におきまして、3月29~31日の三日間に亘り春休み短期スクールを開催しました。
昨年はスプリングスクールも開催できず、その後一年間通常スクール以外の活動はほぼ行えませんでしたので、大変久しぶりのイベントとなりました。
三日間連続の指導というのは中々機会が無いので、スクール生にとってもレベルアップの機会となったと思います。
一般参加者のお子様にもクーバー・コーチングの指導方法を体験していただく、大変良い機会となりました。
イベントを簡単に振り返ります。
U9クラス(1~3年生)は毎回のスクールと同様にコアスキル(ファーストタッチ、ランウィズザボール、キック、1対1)がテーマ練習となり、
ウォーミングアップでファンゲームやボールマスタリーを行い、コアスキルの練習、ミニゲームという順序で進めました。
クーバー・コーチングでは「技術習得には反復が必要」という考えがありますので、今回も90分という練習時間の中で、一人ひとりがたくさんボールに触れるようにメニュー構成しました。
1日目は「インサイドカット」、2日目は「パスとファーストタッチ」、3日目は「ファーストタッチからのシュート」というテーマで、各テーマにおけるポイントを意識しながら練習しましたが、
基本的にドリル練習を多く行い、練習のプレッシャー(負荷)を調整しながら反復して練習することで、各選手に成功体験を積んでもらい、自信を身につけていくというのも今回の重要な狙いでした。
子どもらしいわんぱくな選手たちでしたが、ほとんどの選手が三日間参加し、全力でプレーしてくれていました。
U12クラス(4~6年生)は、大変意識の高い選手たちが集まったという感じで、こちらの指導にも熱が入りました。
もちろん初心者のお子様もいましたが、上手くなりたいというギラギラした感じは初心者上級者問わず全員から伝わってきました。
コーチの話も、受け入れる準備が出来ているのでしっかり聞いているし、プレーの際は夢中になってプレーするという意味で「意識が高い」集団でした。
U9クラスがコアスキルの練習がメインなのに対し、U12クラスはU9クラスで身につけたコアスキルを駆使し、ボール周辺のスモールグループの中でプレーできるようになるのが狙いとなります。
更にU9クラスと違うのは、ノープレッシャーの練習はウォーミングアップの中くらいで、後は常にプレッシャーが高い中で、状況判断をしながらの技術練習というのがU12クラスになります。
クーバー・コーチングのデイリーワークとしてのボールマスタリー、スピード、1対1の練習に加え、日替わりのテーマ練習、ミニゲームをテンポよく進めていきましたので、一般参加者にはクーバー・コーチングの練習を体験していただく機会となり、「楽しかった」というご意見をたくさんいただきました。
U9クラス、U12クラス共に、「楽しい」だけでなく「向上する」という部分でも、三日間で技術を反復して身につけることにトライし、サッカーにおける原則ごとの理解も深めてもらい、クーバー・コーチングの哲学である「攻撃的なサッカー」を体現できるような、クーバー・コーチングの選手育成像である「単独で打開するスキルを持ち」また「チームメートと効果的に協力してプレーができる」選手を目指して練習に取り組んでもらいました。
ご参加いただきました参加者、保護者の皆様ありがとうございました。
大府校の新年度スクールは4月7日(水)からスタートします。
まだスクールに入られていないお子様は、ぜひ一度スクール無料体験にお越しください。
クーバー・コーチング・サッカースクール 大府校
スクールマスター 小川晋