クーバー・コーチング・サッカースクール(以下:スクール)では、アシスタントコーチがアルバイトスタッフとして、指導のサポートをしてくれています。最近、アシスタントコーチの中に「元スクール生徒でした」という方が増えてきました。
小牧校の元生徒で、大学生の角平成充さんもその一人です。
教えられる側から、教える側になり、どう感じているのでしょうか? スクールマスターの宮島健コーチがお仕事や、サッカースクールの思い出について聞いてみました。
角平 成充(カクヒラ ノリミツ)さん
生年月日:1998年5月13日 大学生
アルバイトをはじめたきっかけ
スクールは中学3年生まで通いました。卒業したあとも、宮島コーチと連絡をとっていて、大学生になって「アシスタントコーチをやってみない?」と誘われました。
誘われて、どう思った?
せっかくなら自分の大好きなサッカーに関わる仕事がしたいと考え、応募することにしました。大学生になったらアルバイトをしようと思っていましたし。
インターネットで探すこともありますが、知人の紹介のほうが安心感があります。実際、応募までの時間が短かったです。
アシスタントコーチのやりがい
スクールでの仕事は楽しい?
子どもと一緒にプレーしたり、コミュニケーションをとったり、毎回、楽しく、はたらいています。コミュニケーションをとるのが、とくに楽しいです。
どんな話をしているの?
プレーの話はもちろんですが、休憩中、「学校の宿題多くて、大変だ」との話で盛りあがることもあります(笑)
仕事のやりがいは?
自分の行動で子どもたちが変わるとか、できなかったことができるようになるところを見るとやりがいを感じます。
U-6(幼稚園)クラスでの出来事です。不安があったのでしょうか? ある子がトレーニングに入れないことがありました。
どのように対応したの?
なんとか参加できるよう、はげましたり、手をつないで他の子どもたちの輪のなかに入ってみたり、いろいろ試行錯誤しながら対応しました。最終的にはひとりで参加でき、ゲームではゴールも決めて、楽しそうにプレーしていました。
ほかのアルバイトとの違いは?
ズバリ「自発的な行動」だと思います。別のアルバイトも行っていますが、マニュアル通りに仕事をこなすだけで勤務時間が長く感じます(笑)。
「自発的な行動」とは具体的にどういうこと?
クーバーは子ども一人ひとりに合わせた声がけが重要です。決まったトレーニングメニューやポイントはありますが、それだけでなく自分が気付いたことを積極的に子どもたちに伝えています。社員のコーチたちも、尊重してくれます。ダメ出しされることもありますが、自発的に行動したことは褒めてくれるので、モチベーションにつながります。
はじめて知ったこと、驚いたこと
生徒としてスクールに行く立場から、コーチとしてスクールに行く立場になって感じたことは?
子どものころは、何も考えず「サッカーが楽しい」「スクールが楽しい」ただそれだけでした。コーチという立場になってはじめて知ったことがあります。
はじめて知ったこととは?
トレーニング開始前と後にミーティングをおこなっていることに驚きました。
ミーティングをやっていることに驚いたの?
はい。開始前は内容やポイント確認、終了後はトレーニングの反省点や子どもたちの様子などの話し合いをします。
「Aくんには、もっとていねいに伝えよう」とか「Bくんには、もうすこし高いレベルを求めよう」といった感じで。その日に起こったことを共有し、次のトレーニングに生かしています。
子どもたちに楽しく、うまくなってもらうために、コーチ同士の協力が不可欠なんだよね。
「こんなに細かく見てくれていたのか」と驚きました。一人ひとりをよく見て、考えてアドバイスしてくれたコーチたちの話を、もっと聞いておくべきだったと思います。
アシスタントの仲間、社員コーチとの関係はどうかな?
アシスタントの仲間とは助けあいながらメインコーチをサポートしています。社員コーチの方々はピッチでは厳しいときもありますが、終われば食事に連れていってくれることもあり、よい関係ですね。
思い出
スクール生時代の思い出は?
クラブチームに通いながらスクールにも通っていました。クラブチームの活動も楽しかったですが、スクールの仲間たちやコーチたちとの時間が楽しかった思い出があります。
クーバーで楽しかったトレーニングは?
月の最終週に行うのゲームデーが楽しかったです。
一番好きだったムーブス(フェイントなど1v1のスキルの総称)、得意だったムーブスは?
一番好きだったのはチョップ・フックターン、得意だったのはシザーズです。試合で使って相手をかわすのが楽しかったですね。
スクール生だったころの自分に言いたいことは?
コーチからのアドバイスはよく聞いて、練習はつねに100%で臨め! かな。
クーバーに通わせてくれた両親へは?
小学校低学年から中学校卒業までクーバーに通わせてくれた両親には感謝しかありません。
クーバーで学んだことやコーチからのアドバイスは成長の糧になりました。
最後にひとこと。
クーバーのスクールは自分のサッカーの原点です! サッカーの基本から応用技術まで、つねに楽しみながら学ぶことができました。「うまくなりたい!」「あの選手のようになりたい!」、夢に近づくためのヒントをあたえてくれます。技術だけでなく、仲間との助けあいなど多くを学び、成長できました。
まとめ
角平さんをはじめ、アシスタントコーチには、メインコーチのサポート役を担ってもらっています。
サッカーの指導もチームワークが大切です。20名の生徒を指導するとき、生徒全員が指示どおりに動けるとは限りません。その場合、メインコーチがクラス全体に指示をだし、アシスタントコーチがうまく動けず、困っている生徒に個別にアドバイスをします。複数のコーチによって、一人ひとりのサッカー技術をのばしていきます。
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