アカデミー

U-6 ボールを使わないコーディネーショントレーニング ~アカデミー研修レポート~

2023.05.13.SAT

神経系発達のために

U6世代の子供たちは、神経系が発達する時期のため、身のこなしなどのコーディネーショントレーニングが重要です。U6世代の子供たちが行える、コーディネーショントレーニングをご紹介します。

アカデミー第24期生
深谷寿明(ふかや としあき)
東京都出身

小学生の時にはクーバー・コーチング・サッカースクールルミネ立川校に通っていました。大学生になってからは、アルバイトとしてルミネ立川校にてアシスタントコーチを勤めておりました。現在は八王子校でコーチングスタッフを行っています。
約15年程サッカーを続けてた中で、特に楽しかったのがクーバーでした。様々な学びや気付きを与えてもらいました。学ぶことの楽しさを、より多くの子供たちにも知って欲しいと思い、コーチを志しました!
コーチをしていく中では、子供から教わることも多く、子供と共に成長を実感しております。

U6クラスコーディネーショントレーニング

トレーニング1

ウォーミングアップを兼ねて様々な動きから脳と動作を繋いでいきます。
マーカーの間を、ジャンプ、ケンケン、横向きなど、様々なステップで走ります。
楽しくやることが大切です。

トレーニング2

右足は赤、左足は青、というように、マーカーの色と左右の足を指定して、ステップを踏みます。
どちらの足か迷いながらチャレンジすることで、神経に刺激が入ります。

トレーニング3

さらに難易度をアップします。
色によって足を使い分けながら、さらにコーチの合図で左手を挙げてみたり、両手を横に広げてみたりなど上半身の動作も加えていきます。
出来なくても大丈夫です!挑戦するだけで脳と体は使われています。

幼少期には神経系が発達

脳を使いながら楽しく体を動かすことは非常に有効です。
幼児遊びの代表でもある鬼ごっこは、頭で考えながら動くため、神経系を養うことができます。

色や左右などの条件付けだけでなく、子どもに考えさせるような別の質問を投げかけてあげると、更に飽きずに行うことができるでしょう。

大人の方も考えながら体を動かしていくため、保護者の皆様もご一緒に楽しめます。
保護者の方が失敗する姿を見せてあげることで、子供たちも安心して取り組めます。
特にこの年代では、楽しい!という思いが大切だと考えています。子供たちが楽しみながら、さらに上達する喜びも一緒に感じて頂ければ嬉しいです。