今回は中学生のパートナーストレッチをテーマに指導実践を行いました。中学生は特に怪我が多い時期なので正しいストレッチ方法を学び、傷害予防、柔軟性の向上について学ぶことができました。
アカデミー
U-15クールダウン時のパートナーストレッチ~アカデミー研修レポート~
2023.05.23.TUE
身体の柔軟性を高めて、ケガをしにくい、しなやかな身体へ!
アカデミー第24期生
和田 怜武(ワダ サトム)
愛知県出身
私は小学2年生からサッカーを始めました。高校卒業後は、半年間ブラジルにてプレーし、その経験を活かしたいと思いクーバー・コーチング・サッカースクールにて指導者の道をスタートさせました。
パートナーストレッチにはメリットがたくさん!
パートナーストレッチは自分で力を入れる必要がないので、ゆったりと脱力でき、ストレスを緩和し、心身ともに深いリラックス感が味わえます。
ストレッチ前に深呼吸を行いましょう。
1.息を吐き切り、鼻からゆっくり肺いっぱいに息を吸い込みます。
2.吸う時の倍くらいの時間をかけてゆっくり口から息を吐きましょう。
ストレッチ時にも深呼吸を繰り返すことで、交感神経と副交感神経の切り替えがスムーズに行われ、筋肉がより伸ばしやすい状態になります。
ストレッチの際は、自分で力を入れず、脱力して行いましょう。ストレスを緩和し、心身ともに深いリラックス感が味わえます。
このストレッチでは中殿筋を伸ばしています。押す人は痛くない程度に確認しながら行いましょう。このストレッチは腰痛の予防、改善にとても効果的です。
このストレッチではハムストリングスを伸ばしています。腰痛や膝痛、肉離れの予防や改善に効果的です。肉離れを生じやすい筋肉なので、ストレッチにより柔軟性を高めておく必要があります。
クールダウン時に親子の会話を
運動後にクールダウンをすることによって筋肉の緊張をほぐして、疲労物質を排出しやすい状態にすることができます。運動前とは異なり、ゆっくりと筋肉を伸ばすストレッチが効果的です。
きちんとクールダウンすれば運動の翌日に体が重く感じるようなこともなくなりますので、パフォーマンスも安定しやすくなります。保護者の皆さんも子供の運動後にパートナーストレッチを取り入れて、その日の良かったところやできるようになったこと、次回のプレー目標などを話し合う時間にしてみてはどうでしょうか。
SPECIAL特別記事
POPULAR人気記事
-
1.
2017.09.25.MON|調査
子どもが外遊びする時間は「減少した」が...
-
2.
2015.11.25.WED|サッカー
ジュニアがサッカースパイクを選ぶとき、...
-
3.
2015.12.07.MON|特別企画
ついに! アディダススパイクの足型が日...