元スクール生Jリーガー・横山暁之選手「一番は自分で頑張ること」

横山暁之選手はメガロス町田校の元スクール生で、クーバー・コーチングの指導者資格を持つJリーガーです。子どものころのことや、今後の目標を語ってくれました。

横山暁之選手（1997年3月26日生）
メガロス町田校卒業生。北陸大学ではクーバ・コーチングの指導者資格を取得（本コースは２０２０年度にて終了）。大学４年次は怪我に悩まされ、プロ選手への夢はかなわなかったが、１年間所属チーム無しという期間を経て、翌年に藤枝ＭＹＦＣに加入。2021年8月にJリーグ初出場。

近所にあるフットサルコートが気になっていたんですよね。父親に調べてもらったらクーバーのスクールがあることがわかりました。真っ先に「行きたい！」と伝えました。

その頃はどこに行くのも両親と一緒でしたが、スクールにはバスに乗り、一人で通学していました。すごく大変だった思い出があります。でも、行きたい気持ちのほうが強かったですね。

１ｖ１とミニゲームです。特に最後のゲームは楽しみにしていました。

身体がすごく小さかったので、「身体が強い相手にどうやって負けないか」「どういう風に勝負するか」「接触しないようにするにはどうするか」をいつも考えていました。

さらに「どうやって相手の反対を取ろうか」「何を使ってかわそうか」と思いをめぐらせながら、プレーしていたことをおぼえています。

人がどうこうとかではなくて「自分が楽しめて、どう成長できるか」も。
プロになりたい気持ちも、この頃に芽生え始めました。

はい。サッカーが好きでしたから。苦ではありませんでした。家に帰ったら、コーンを並べて細かいボールタッチやドリブルの練習などをしていました。

父親によく言われていたことがあります。
「身体の小ささは技術でカバーする」
「神経系のトレーニングはしておく必要がある」
スクールでもボールマスタリーをたくさん練習しました。

おかげで細かいタッチやドリブルが得意になり、今の自分のプレースタイルがあると思います。

好きなことを自由にやらせてくれたという印象です。サッカーのプレーについてもあまり細かく口出しせず、見守ってくれました。

サッカー以外でも、好きなことを好きなようにやらせてくれました。自由に、楽しんで取り組めたのが非常に良かったですし、すごく感謝しています。

４年間かけて学びました。より具体的で、細かい所までこだわって指導できるようになったことは自分にとって大きなプラスになりました。

小学生のチームを指導もしましたし、JFAのC級ライセンスも取得でき、いい経験になりました。

指導者の勉強をしたことで、監督やコーチの言っている意図が理解しやすくなりました。コミュニケーションも上手くとれるようになったとも思います。

ビルドアップを放棄せず、後ろからしっかりと組み立てていくチームです。非常にプレーしやすいです。

ウィークポイントではなく、ストロングポイントを見てくれます。「チャレンジしたミスはＯＫ」と。

チームとしても個人としてもステップアップしていきたいです。

たくさんの人の前でプレーしたいという思いがあります。J2、J1の舞台で活躍できるように頑張りたいです。まずは目の前の試合をしっかりと戦っていいプレーをたくさんできるように！　またそれを見て頂けるように！　していきたいです。

以前から頭を使うと身体も疲れてしまうことが多かったです。プレーしながら何をするべきかと考えていると体力的にも持たないと感じていました。

けど、ライフキネティックを継続的に行っているおかげでしょうか。頭の回転が良くなったというか、同時にいろんなことができるようになってきた感があります。

継続してトレーニングを行っていきたいと思っています。

「一番は自分で頑張ること」
指導者で変わることももちろんあるけど、好きなことをやるのは努力ではなく、苦ではありません。好きなことを一生懸命やっていれば勝手にうまくなるでしょう。自分自身でどれだけ練習できるかが大切だと思います。