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審判から見たクーバーのスクール 卒業生インタビュー 清田 将矢さん その2

2021.11.18.THU

清田 将矢さん(サッカー2級審判員/京都校・京都南校卒業生)
過去の所属チーム:醍醐SSS、ガンバ大阪門真Jr.ユース、京都橘高校

(その1)からの続き

清田さんは大学生のころ、出身スクールでアシスタントコーチを務めていた

アシスタントコーチの経験が審判活動に役立っている

大学でサッカー部には所属せず、平日はクーバーのスクールアシスタントコーチを、週末は審判員の活動をしていました。

審判をやる上で、アシスタントコーチの経験が役立っています。

ふたつあるのですが、まずはコミュニケーション力があがったことですね。審判と選手のコミュニケーションはとても大事です。アシスタントコーチ時代、子どもたちの性格や特徴を把握して、話しかけるよう心がけていました。

二つ目が、広い視野をもって状況をつかみとる力がついたことです。アシスタントコーチは、子どもたちがトレーニングしている間、いろいろなところに目をかけておかなければなりませでした。

「楽しく・安全に向上」
クーバーが大事にしていることを心に留めつつ……

子どもたちが楽しくプレーできているか?

けが人が出ていないか?

出た場合はすぐに、どこで対応するか?

審判も同様、ボールだけではなく、ピッチ上のさまざまな局面を見てゲームコントロールする必要があります。今の自分にすごくプラスになりました。

審判から見るクーバーのスクールの良いところ

クーバーではトレーニングの最後のゲームや、クーバー・カップ(大会)でセルフジャッジをとり入れていることがあります。子どもたちにとって非常に良いことです。

【ご参考】セルフジャッジ
審判をおかずにゲームを進めること。選手同士がルール判定を行う。

選手の自主性を育むメリットがあります。審判という絶対的な存在がいません。選手はプレー中、多少、荒っぽいタックルを受けても、すぐにファールと判断するのではなく、耐えながらプレーを続けることができるようになると思います。ファールをされたふりや、審判に対して文句を言うこともできません。もちろん危険な反則ややってはいけないことをした場合はコーチが介入していましたが。

セルフジャッジはタフさを身につけたり、自分をコントロールすることができたりと非常に良い効果があると感じます。

Jリーグの試合も担当できる1級審判を目指して活動中

現役スクール生へのメッセージ

プロ選手を目指してがんばっていると思います。それはいいことです。けど、なれなかったとしても、スクールに通うことでサッカーが上手くなること以外にも、たくさんの人とのつながりができたり、コミュニケーション能力があがったり、プラスになるものを得られると思います。僕がそうでした。スクールに通っていて本当に良かったと思います。

小学生のころ(後列右から3番目)

(その1)はこちら