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リフレーミングをして心を整えよう! 研修レポート「メンタルトレーニング」

2021.12.23.THU

「思考」がいつもマイナスで物事全てもマイナスに向かってしまうことがあります。しかし「思考」をプラスに変えてみることで「感情」が楽になることもあります。
 「自分自身にどのような言葉をかけるか。他者へどのような言葉をかけるか。」によって、自分の気持ちが変わります。
言葉がメンタルを作るのです。

私は現役時代に、プレーが上手くいかないと失敗を恐れてしまい、消極的なプレーしかできなくなってしまう 時期がありました。その時に意識したことは、自分が成功していることをイメージすることです。そうすることによって、失敗を恐れずに伸び伸びと思い切ってプレーが出来るようになりました。

このようにプラス思考で物事を考えることもメンタルトレーニングの1つと言われています。

 

アカデミー第23期生
古市 彰良(ふるいち あきら)
三重県出身

指導実践、コーチング論、サッカー基礎理論などを学び、まずは自分自身がサッカーを深く知る重要性を感じることができました。特に指導実践では、指導者自身が選手にどこまで求めるのかを明確にすることで変化を与えられることが分かりました。
その学んだことをスクール現場で、子供たちにどのようにして伝えるのかという難しさはありますが、指導者としての楽しさ、やりがいを日々感じることが出来ています。

リフレーミングとは?

フレーム(考え方の枠組み)を変えて見てみることです。

例)うるさい→明るい、元気がある
       内気→真面目、誠実  など

今までとは違った角度からアプローチしたり、視点を変えたり、焦点をずらしたり、解釈を変えたりすると、別の意味に感じることが出来ます。
固定的な考え方を捨て、幅広い視点で考える力を養い、強いメンタルを維持できることを目指した手法です。
「自分はこうだから」と1つの視点で物事を捉えるのではなく、1度立ち止まって違った角度から考えてみましょう。「このような捉え方が出来るのか!」と気づくことが出来るかもしれませんね。

リフレーミングの方法

言葉の裏の意味を探ることが重要です。

「優柔不断」には、「躊躇する」「思い切った決断ができない」とマイナスなイメージがあります。が、裏の意味にすると「慎重に物事を判断できる」とも考えられるのではないでしょうか?
長所の数だけ、短所があります。何事にも裏表がある、ということです。

しかし、初めからこのような考え方にしようとしても難しいです。そのため自身でリフレーミングノートを作ってみることがオススメします。

作り方
まず、ノートの左側のページに自分の欠点や好きではないことを書き込みます。次に、右側のページにそれらを別の言葉へ置き換えて記していきます。ポジティブワードを思考する力が養われます。
自分の心がプラスへ切り替わるポジティブワードのストックが出来上がります。

また、他者と関わる際にも効果的です。
左側に他者と関わる時に苦手だと感じることを書き込み、右側に裏の意味を記入することで客観的に捉えることが出来ます。

リフレーミングの活用例

こんな時に!リフレーミングをしてみよう

(1)不安感がある時や、緊張してしまうとき

「大勢の前で話をする時」は過度に緊張してしまうことがあります。しかしフレームを変えて「自分のために時間を割いて聞いてくれる、それほど意義のあるこの機会を大切にしよう」と捉えて臨むのはいかがでしょうか?

(2)チャレンジをして失敗したとき

人生には失敗や挫折がつきものです。しかし、「失敗は成功のもと」ということや「チャレンジしなければ、もっと後悔したかも」と捉えることができます。

(3)他者にネガティブなことを感じたとき

例 あの人厳しいな→責任感があっていいね
     あの人はしつこいな→粘り強く熱心な性格
     あの人は頑固だな→意思が強く、信念を持っているんだ

ネガティブな感情が出てきそうになったらすぐに心の眼鏡をかけ替えてポジティブワードに置き換えると良いでしょう。
そのことを”クイックリフレーミング”といいます。

リフレーミングの注意点

単にポジティブなことを発言すれば良いわけではありません。

相手からすると「何も分かってない」と思ってしまうことがあります。

サッカーで怪我をした選手に「大丈夫さ、気にすることないさ」と励ましたつもりが、相手は大事な試合に出られずに終わってしまうと諦めを抱いていることもあります。お互いが気持ち良い関係にならない場合もあることを理解しておきましょう。

保護者のサポート

子供たちの考え方がネガティブな方向になってしまうことが多いと感じる保護者の方々も少なくないと思います。
例えば
サッカーの試合のメンバーに入れなかった場合

「これだけ多くのライバルが居るんだから、次は勝てるように頑張ろう!」や「試合には出られないけど、他の人がどんなプレーをしているのかちゃんと観られるチャンスだよ!」といった言葉掛けをしてみるのはいかがでしょうか?

親子でクイックリフレーミングの練習をしてみることもオススメです。

親子でのワーク例
のろま⇒
ケチ⇒
怒りっぽい⇒

いかがでしょうか。
ポジティブワードはひとつではありません。
親子でたくさんのポジティブワードを出してみてください!

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