アカデミー

U-15 アジリティトレーニング~アカデミー研修レポート~

2023.04.15.SAT

アジリティの重要性

アジリティとは日本語で俊敏性とも言われます。細かい動きや瞬発力、攻撃の時も守備の時も、より高みを目指すなら必須の能力です!

アカデミー第24期生
塩崎 巧介(しおざき こうすけ)
広島県出身

小学2年生でサッカーを始めて、大学生の頃にサッカーのコーチという仕事に出会いました。そこで出会った指導者に憧れて、僕も元気で子供達がもっとサッカーを好きになるようなコーチになりたくて、同じ道に進むことを決めました。

ラダートレーニング

ラダートレーニングとは、基本的にボールを使わずに、ステップを踏み、動きやすい体づくりのトレーニングです。運動神経の基礎の部分が養われるのでサッカー以外にも役立つ場面が多いです!

これが「ラダー」です。基本的に一つの四角の中でステップを踏んでトレーニングをします!

基本の動き

1. まずはラダーの上を走ります。
2. 1つの四角につき、1歩ずつステップを踏んで走ります。
3. 1つの四角につき、2歩ずつステップを踏んで走ります。

サイドステップ

次は、「サイドステップ」に挑戦です。

まずは右足だけ四角の中でステップを踏みます。
次に、左足も一緒に四角の中でステップを踏みます。
最後に右足を四角の外側でステップします。

この後、左足も右足と揃えて、次は左足から①のステップを踏み続けます。
慣れてきたら、後ろ向きでサイドステップを踏むのにも挑戦してみて下さい!
「ラダートレーニング サイドステップ」と検索すると、動画を見ることができるので、わかりにくい場合は是非検索してみてください!

ラダーのかわりに

ラダーと呼ばれる専用器具がなくても、マーカーを等間隔で並べたり、地面に40センチ程の等間隔で横線を入れるだけでも可能なトレーニングなので、アジリティを鍛えたい場合は是非チャレンジしてみてください!

ボールを使わないトレーニング

多くの育成年代のサッカー選手にとってボールを使わないトレーニングはあまりしないと思います。だからこそ、継続する力を問われ、差が徐々に見えてきます。
ご紹介したトレーニングは、一人で、手軽に、省スペースででき、ボールを使用できない公園などでも手軽にできます。
数年後、なりたい自分から逆算して、出来ることからコツコツと頑張って下さい!