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【楽しい練習メニュー】山邉雄士コーチ ~COERVER DRILL LIBRARYより~ 

2024.05.20.MON

嘉島校(熊本県)でスクールマスターを務める山邉雄士コーチが、「やっていて楽しいメニュー」という「7ボールゲーム」を紹介します。

山邉 雄士(やまべ ゆうじ)

■ 1983年10月7日生 熊本県出身
■ クーバー・アカデミー・オブ・コーチング第9期卒業生
■ クーバー・コーチング レベル3コーチ
■ (公財) 日本サッカー協会公認B級コーチ
■ (公財) 日本サッカー協会スポーツマネージャー Grade2
■ ‘08.4~台場校サブマスター
■ ‘11.4~光明池校サブマスター
■ ‘12.4~15.3 奈良橿原校・和歌山岩出校サブマスター
■ ‘18.4~熊本戸島校サブマスター
■ ‘19.4~熊本戸島校・熊本御幸校サブマスター
■ ‘21.4~鹿児島校スクールマスター
■ ‘22.9~嘉島校・鹿児島校スクールマスター
■ ‘24.4~嘉島校・鹿児島校スクールマスター・熊本菊陽校 木曜日メインコーチ

7ボールゲーム

やり方:
中央や相手陣にあるボールを運び、1番はやく自陣にボールを3つ集めたチームが勝ち

個人戦をしたり、グループで競争したり、その時の狙いでやり方を変えています。
高学年であれば、足でボールを運ぶルールでやります。幼稚園生の場合、やり方をアレンジしています。7個以上のボールを用意し、3つではなく、より多くのボールを集めたチームを勝ちにしています。

このメニューが楽しいと思える部分

単に足が速いから勝てるゲームではないところです。考えながら、プレーする必要があります。
選手たちに獲得してもらいたいのは、「何をみるか」ということです。クーバー用語では、スキャニングと呼んでいます。
例えば、ほかのグループがあと一個で3つ集まってしまいそうな状況なら、そのグループのボールを取りに行った方がいいでしょう。けど、ほかのグループが取りに行っているなら、無理に取りに行く必要がありません。
「見ること+考えること」。同時にやらなければならないゲームなのです。そういうところにも、楽しさがあると考えます。

ある選手の変化

2人組にして、一方はプレーする選手、もう一方は待機して指示を送る選手に分けて行うことがあります。
普段、自分の考えを上手く伝えることができない選手が指示役をやったとき、積極的に発信していました。コミュニケーションの面で変化が見られたのです。

COERVER DRILL LIBRARY

https://athome.coerver.co.jp/coach/

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