《７月イベント》　サマースクール　～効果的なポゼッション～　【名古屋校】

名古屋校ではサマースクール「効果的なポゼッション」をテーマに3日間積みあげけていく形でトレーニングを進めていきました。クーバー・コーチングにおいて「効果的なポゼッション」とは単にボールをキープするという意味ではなく、相手ゴールへボールを運ぶためにボールをキープすることを意味します。

1日目は個人でボール扱う技術トレーニング、ボールマスタリーを行いました。

今回は、ポゼッションに必要なファーストタッチ、キックで使用するインサイドの``ボールフィーリング''を重点的に行いました。
・どのくらいの強さでタッチすると、ボールがどのくらい移動するのか？
・足のどの部分でタッチするとどの方向にボールが移動するか？

簡単な動きから複雑化していき、ボールを自在に操れるようにトレーニングしていきました。

2日目は、コアスキルに重要な3つの部分を意識してトレーニングを行いました。

①ファーストタッチ
攻撃方向を意識した体の向きとボールをコントールした時の置き場所です。パスを受けるときもステップを踏みながら準備をし、すぐに前向きを作れる姿勢を意識して行いました。

②インサイドキック
ボールを足のどの部分で蹴るのか、味方へのパスはどんなボールを出したらよいか、また攻撃方向に対してどちらの足にパスするのかを細かく指導していきました。

③パスするタイミング/方向/強さ
2対1の相手がいる状況でパスを選んだ時にいつパスを出すのか、パスの方向はどこがよいのかなどを意識してトレーニングしていきました。はじめはただパスを出すことしか頭にありませんでしたが、相手がどのような状況なのかを見て判断し、攻撃方向に対してパスをする選手のどの方向・どんな強さで出したらよいのかをコーチングしていきました。

3日目は、2日目の復習とボールを持っているとき、持っていないときにどうしたらいいのかをトレーニングしていきました。

・ボールを持っているとき
「見る」→「状況を把握する」→「プレーを選ぶ」

・ボールを持っていないとき
「パスコースを作るためのスペースを意識したポジショニング」

相手がいる中で、ボールを奪われずにゴールへ向かうためにはどうしたらいいのか。どこでパスを受けたらゴールまで近づけるのか。2人、3人の関係性は作れているのかを確認しながらトレーニングを行っていきました。

今回のサマースクールは積み上げていく形での内容でした。パスを選ぶためにはどんなスキルが必要で何が大事なのか、試合の中でどこにスペースがあるのか、パスコースを作るためにどこへ移動したらよいのか、を意識してトレーニングしていきました。仲間との連動も必要になり、自分1人だけでの関係性ではありません。周りの状況を把握しボールを持っている・持っていない両方の場面で、選択できるよう行っていくことが非常に大事です。たくさんのポイントを伝えているので、思い返してみてプレーをしてみてくださいね。

皆様のまたのご参加をお待ちしております。

クーバー・コーチング・サッカースクール
名古屋校　スタッフ一同

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