「自己および、他者への働きかけ」の事です。人間を動機づけ、目標を形成させるものでもあります。
アカデミーの中期の「メンタルトレーニング」で学びました。
人間の身体に栄養が必要なように、心にも栄養が必要です。
英語のStroke(撫でる)という言葉から来ています。これから説明していきます。
アカデミー
2022.01.06.THU
「自己および、他者への働きかけ」の事です。人間を動機づけ、目標を形成させるものでもあります。
アカデミーの中期の「メンタルトレーニング」で学びました。
人間の身体に栄養が必要なように、心にも栄養が必要です。
英語のStroke(撫でる)という言葉から来ています。これから説明していきます。
アカデミー第23期生
長谷 伸作(ながたに しんさく)
長崎県出身
前期の記事でも担当したスポーツセーフティの授業と機能解剖学の授業を受けて、怪我人や体調不良のスクール生の対応と処置が素早く出来るようになったと思います。
以前は担当コーチに処置や対応のやり方を聞かなければ出来なかったことが、自分自身で対応でき状況の説明も保護者に出来るようになりました。
肉体的ストローク、心理的ストロークがあります。
さらにこの2つをプラスとマイナスに分ける事ができます。
プラスの肉体的ストロークは握手、ハイタッチ、ハグなどのスキンシップです。
マイナスの肉体的ストロークは暴力、虐待などです。
プラスの心理的ストロークは目を見て挨拶、笑顔、褒める、感謝の言葉などです。
マイナスの心理的ストロークは悪口、人格否定、非難、中傷などです。
次のようなストロークをもらったらどんな気持ちになりますか?
誕生日プレゼントを貰ったら?
笑顔で挨拶されたら?
仕事の成果が認められたら?
励まされたら?
叱られたら?
感謝されたら?
プラス、マイナスを決定するのは受け取る人です。
自分自身が言われて嬉しい言葉や行為を身近な人にもしてみるのはいかがでしょうか?
朝、起きてきたお子さんにいつもよりも笑顔でおはようと声をかけてみて下さい。
声をかけた方もかけられた方もその日1日気分良くスタート出来るかもしれません。
否定的ストロークを使うのは相手の行為に対してのみ です。
遅刻が多い人であれば、遅刻をしたことを指摘しましょう。
「遅刻したからお前はダメなんだ」と
存在自体を否定するのは避けるべきです。
肯定的ストロークは
成功や失敗に関わらず、努力した事そのものを認める事です。
練習や試合の後、あの時のあのプレーは上手だったね。
などお子さんが具体的に褒められると自信になるかもしれません。
その人が最も言われて嬉しい言葉や望んでいるものがターゲットストロークです。
密かに自信を持っている事などを褒められるとより一層膨らむと思います。
身近にいる人でなければ、与える事は出来ないはずです。
お子さんの自信を育み、成長に繋がるようなストローク(心の栄養)を注いであげましょう。
2017.09.25.MON|調査
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