アカデミー

子供のコミュニケーションスキルを向上させるには?  研修レポート「コミュニケーション論」

2022.01.20.THU

コミュニケーションが上手な人はどんな人?

「コミュニケーションが上手な人は誰?」と聞かれたらどんな方が頭に思い浮かびますか?
私は真っ先に友人が思い浮かびました。友人の周りはいつも人が集まっていて笑顔が溢れています。
友人との会話を思い返してみると友人が話をするだけではなく、人の話をしっかりと聞いてくれる事に気付きました。
コミュニケーション上手と云うと話が上手と思ってしまいがちですが、実は聴くスキルも話すスキルと同様、重要になります。

アカデミー第23期生
鈴木 純(すずき じゅん)
宮城県出身

アカデミー1学期で栄養学の授業を受けた事で子供達や保護者の方に成長期の食事や補食の取り方をより細かくアドバイス出来るようになりました。私自身も普段から食事には気を付けていましたが、さらに栄養に気を配るようになりました。

コミュニケーションとは?

 コミュニケーションは、2つのカテゴリーに分けられます。
1つは言葉を使ってコミュニケーションをとる【バーバルコミュニケーション】です。
もう1つは言葉を使わずにコミュニケーションをとる【ノンバーバルコミュニケーション】です。
サッカーのプレー中は、時には言葉を使ったバーバルコミュニケーションをとりますが、多くの時間で言葉を使わないノンバーバルコミュニケーションを用いています。

コミュニケーションの注意点

送り手(話し手)からメッセージを伝えると受け手(聞き手)それぞれ受け取り方がある事を理解しておく必要があります。コミュニケーションをとる際は送り手(話し手)のメッセージが受け手(聞き手)の反応がイコールになる必要があります。

コミュニケーションを効果的に行うには

コミュニケーションを効果的に行うには2つあります。

1.雑音を排除・制御
雑音とは過去の経験によってメッセージを送る側、受け取る側それぞれに誤解などで先入観を持っていたり、言葉が足りなかったり、単に雑音(騒音など)の事を言います。
自分が先入観を持っている事を理解して様々な解釈がある事を知っておくべきです。
また、雑音(騒音)が無い静かな場所の方がコミュニケーションは効果的に行えます。

2.共感をする、積極的に聞く
聴くスキルを上げる事で効果的に行えます。

バーバルコミュニケーションの重要性

サッカーをする上でバーバルコミュニケーションは非常に重要となります。昨今では「サッカーは頭を使うスポーツだ」とよく言われています。目まぐるしく変わる状況を瞬時に把握して最善のプレーを選択する必要があるからです。そのためには、論理的に言葉で考えを組み立てる必要があります。また、指導者やチームメイトとの共通理解も不可欠です。物事を考え判断する事、意思疎通にもバーバルコミュニケーションは非常に重要です。

ノンバーバルコミュニケーションの重要性

サッカーをする上でバーバルコミュニケーション同様、ノンバーバルコミュニケーションも重要となります。プレー中のノンバーバルコミュニケーションを例に挙げるとアイコンタクト、ボディランゲージ等があります。またよく行われる4対1のポゼッションを例に挙げると味方の動きやパスの強弱、方向もノンバーバルコミュニケーションの要素が含まれます。

2019年撮影

子供の自信を育むには?

子供の自信を育むには親子のコミュニケーションが非常に重要になります。

1つ目は褒める事です。人は褒められるとその行動が繰り返される可能性があります。例として具体的に褒める、すぐに褒める、褒め言葉のバリエーションを多く持って褒める、第三者も誉めていたと伝えたりと様々な褒め方があります。

2つ目はフィードバックの仕方です。
悪い例:なぜ、出来ないの?なぜ、そんな事をしたの?
良い例:次はどうやるのかな?次は何をしたらいいのかな?というように言葉の1つで全く受け取り方が変わります。

3つ目はポジティブな質問をする事です。
悪い例:何が出来なかった?
良い例:何が出来るようになった?というようにトレーニング前・試合前よりもトレーニング後・試合後にどのように成長出来たかが重要です。

4つ目は他者と比較をしない事です。
悪い例:〇〇君は出来るのに何で出来ないの?
良い例:トレーニング前に出来なかった事がトレーニング後には出来たね。というように子供が自分自身と向き合えるようにする事が大事です。

子供が好きな事に自信を持って取り組める様に上記4つをご活用ください。

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