キャンプQ&A「グループや部屋分けはどのようにきまるの?」吉川啓太コーチがお答えします

キャンプに関する疑問や質問に、吉川啓太コーチがお答えします。今回はその第一弾です。

吉川 啓太コーチ

グループ割

同学年または近い学年の参加者がいっしょになるように分けます。1グループ26名以下です。

部屋割

極力、ほかの地域から来る人といっしょになるように分けます。友だちといっしょにきていても、あえて別々にします。新しいコミュニケーションを生んでほしいからです。宿舎の部屋タイプによりますが、すくないと2、3人、おおいと10人くらいが入ります。ちなみに、自分の部屋とグループは、キャンプ初日に、発表をします。

あたらしい友だちづくりがたのしい

過去、友だちと2人で参加した子がいました。当然、ちがう部屋になります。けど、それぞれが部屋であたらしい仲間をつくっていました。もともと友だちだった2人が、あたらしい仲間を紹介しあい、つながりが増え、輪がおおきくなっていったようです。参加後「たくさんのあたらしい友だちをつくれて、たのしかった」と話ていました。

コミュニケーション能力をたかめよう

あたらしい仲間から、知らなかったことを聞くことができますし、コミュニケーションの量も質もあがります。コミュニケーション能力は、サッカーに限らず様々な場面で重要なスキルだと思います。情報のとり方や、出し方を学べるのがキャンプのいいところです。

この2人が、おなじ部屋だったら、どうなっていたでしょうか? ずっといっしょに行動していたのではないかと思います。あたらしい友だちを作る必要もなくなり、コミュニケーションが広がらなかったでしょう。

友だちと行かせるご家族からすると「いっしょにしてほしい」「別々は不安」と思うかもしれません。しかし、せっかく、家庭を飛び出し、普段とちがう環境に身をおくことの価値を、ご理解したうえで、お子さまを送りだしていただけるとうれしいです。

食事したり、風呂に入ったり、トレーニングしたり、イベントがあったり、期間中はスケジュールがいっぱいです。実際のところ、部屋にいる時間は、寝ている時間をぬくと、1日数時間なのです。

コーチのサポート

もちろん、あたらしい友だちがたくさんできるようコーチもサポートしていきます。部屋に顔をだして、お話や、複数人でできるゲームをいっしょにやることもあります。

あたらしい友だちをつくって、共同生活することは、たのしいですよ。
(つづく)

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