アカデミー

食事でライバルの子に差をつけよう! 研修レポート「栄養学」

2021.07.28.WED

You are what you eat. ~カラダは自分が食べたものでできている~

食事は身体を作るもとです。
栄養素まで考えて食事をとれるのが望ましいです。

私は、両親ともに中肉中背ですが、身長が186cmにまで成長しました。
母親が食事に気を使ってくれたおかげ、と感謝しています。
夜ご飯は、納豆と小魚を食べ、牛乳飲み終わらないとご飯が出てきませんでした。。。
毎日欠かさずに準備するのは大変だったと思いますが、そのおかげで今の身体があると思っています。

食事の内容が、いかに身体に影響を及ぼすのかを身に染みています。


 

 

アカデミー23期生
長谷川 諒(はせがわ りょう)
新潟県出身

6歳からサッカーを始めました。
石川県成年国体選手。北信越大学リーグベストイレブン。
サッカーをプレーするも楽しいですが、今は指導者としてサッカーを学ぶことが楽しいです。
子供たちと一緒に成長していきたいです。

バランスの良い食事でパフォーマンス向上

「バランスの良い」とは5大栄養素が含まれた食事のことです。
「栄養フルコース型の食事」と呼びます。

5大栄養素とは

1.炭水化物
ご飯、パン、麵類、イモ類などの主食に多く含まれいてます。身体を動かすときに必要なエネルギーがたくさん入っています。

2.脂質
乳製品やオリーブオイルなどの油に多く含まれています。エネルギーや身体づくりを補助してくれる役割です。

3.タンパク質
魚、肉、大豆製品、卵などに多く含まれています。身体づくりには、必ず必要なものです。

4.ビタミン
果物などに多く含まれています。身体の体調を整えるのに、必要な成分です。

5.ミネラル
海藻類やバナナなどに多く含まれています。身体づくり、コンディショニングの補助に必要な成分です。

1回の食事で摂れなくても大丈夫

皆さんは、朝昼晩の3回の食事ですべての栄養素を摂取できていますか?
毎食が難しければ、一日トータルで考えてフルコース型になっていれば良いでしょう。
ご飯、お肉だけの食事などの偏った食事は、試合でのパフォーマンスを落としてしまう可能性があります。
足りない栄養素などは、補食や間食、食後のデザートなどを効果的に活用しましょう。

栄養フルコース型の食事

成長期のお子さまに必要なタンパク質の量は?

人間は食事から3つのエネルギーを得ています。
1.日常生活を送るためのエネルギー
2.スポーツをするためのエネルギー
3.からだを成長させるためのエネルギー

3.は、成長期に重要です。
タンパク質を多く含んだ食材をとるようにしましょう。
運動をするお子さまの場合、1日に体重1kgあたりの2g摂ることが目安とされています。
(例:体重40㎏の子は80g)

食材ごとにどのくらい含まれているのかを紹介します。
牛肉17g(100g)
豚肉14g(100g)
鶏肉25g(100g)
卵 7g(1個)
鮭18g(1切)
牛乳7g(1杯)
ポテトチップス4g(1袋)

私はお肉を食べる時は、鶏肉のむね肉やささみを食べるように意識しています。

しっかり栄養を摂取して、ライバルの子に負けない身体作りをしよう!

試合中、集中力が続かない、後半になるとバテる、風邪をひきやすい、など心当たりがある方いませんか?
ビタミンやミネラルが足りていないのかもしれません。
毎食後に、フルーツを一切れ追加したり、フルーツの缶詰でも効果的に摂取できます。
甘いものが欲しくなったら、バナナがおすすめです!

ご飯を一度に多く食べられない選手は、補食や間食を利用してたくさんのエネルギーを摂取をしよう。

練習やトレーニングも大事だけれど、食事も大事です。
食事も一生懸命に頑張ろう!