高校の時、好きなサッカー選手が目標設定をすることの大切さをインタビューで語っていました。
その選手は周りのみんなからプロにはなれないと言われていたのにも関わらず、しっかりと「目標設定」をして努力し、最終的には日本代表になっていました。
その話に感銘を受け、自分も「目標設定」をして毎日の練習に臨みました。そのおかげで、3年生の頃にはキャプテンを任せられるほどに成長できました。
皆さんにも「目標設定」の重要性をお伝えしたいと思います。
アカデミー
2021.10.28.THU
高校の時、好きなサッカー選手が目標設定をすることの大切さをインタビューで語っていました。
その選手は周りのみんなからプロにはなれないと言われていたのにも関わらず、しっかりと「目標設定」をして努力し、最終的には日本代表になっていました。
その話に感銘を受け、自分も「目標設定」をして毎日の練習に臨みました。そのおかげで、3年生の頃にはキャプテンを任せられるほどに成長できました。
皆さんにも「目標設定」の重要性をお伝えしたいと思います。
アカデミー第23期生
斉藤 唯(さいとう ゆう)
東京都出身
小学生の時にサッカーを始めました。中学の頃は陸上競技をやっていましたが、高校でまたサッカーを始めました。その後、クーバーのコーチと知り合い、幼いころから様々なムーブスに触れ体をコーディネートする大切さを教わりました。自分もボールマスタリーを自主練習し、上達したことを実感しました。
「自分の目標を設定しておくだけで、効果があるの?」と思う方もいるのではないでしょうか。
例えば「今日習うムーブスを1v1の時に両足で成功させるぞ」という目標を設定したとします。
それを意識して練習に取り組み、最後に両足とも成功できた場合、目標をクリアできたという喜びと達成感が残ります。
そのことで自信を増し、次の練習へのモチベーションアップにも繋がります。
成功しなくても、何が足りていなかったのかを振り返ることによって、改善点や課題が見えてきます。それをまた次の目標にすることができます。
このように練習の時になにか目標を意識することによって、自ずと練習の質も向上します。
意識して努力すれば必ず達成感や課題といった「なにか」が残ります。
しかし、練習中に何も意識していなければそこに残るものもありません。
「目的」とは、たどり着きたいゴールです。自分はこの先どのようになっていたいのか?など、長期的・抽象的なものです。
「目標」とはゴールにたどり着くまでの過程に立てる、短期的・具体的な指標です。
例えば、「有名なサッカー選手になる」という夢があるとします。それが「目的」です。
「じゃあまずはボールを上手くコントロールできるようにしよう」、「そのためにもまずはリフティングを沢山出来るようにしよう」といった具体的なものが「目標」です。
目標設定をする際にこのような公式があります。
“目標-現在=課題”
今の自分の現在地(できること/足りていないこと)を把握します。
その足りていないものを満たすために次の練習でどのようなことを意識すればいいのか、を考えることが重要です。
例えば、目標が「ドラッグシザーズをうまくゲーム中に使う」だとした場合。
・利き足ではできるけど逆足ではあまり上手にできない→逆足で上手にできるように練習
・ムーブスはできるけどゲーム中に上手く使えない→トラップの際にボールを止める位置はムーブスをすぐにできる位置か、相手との距離は適切か、などを意識して練習
このように、今の自分を知ることでより具体的にどの目標にすれば良いかが見えてきます。
目標設定にはいくつかの原則があります。
ぜひ保護者の皆様は、お子様との会話の中で目標設定をしてみてください。
練習前に目標を話し合い、練習後にどれくらい達成できたかを問いかけてみましょう。
そうすることにより、改善点をしっかりと言葉としてインプット、アウトプットをさせることができます。
大事なのは計画したものを実行して、評価して、改善して、また計画をすることです。
実際にやってみて、「ここは違うな」とか、「もうここはできてるな」など、自分の現在地としっかりと照らし合わせながら計画を評価して、改善しまた計画しましょう。
皆さんも「目標設定」をして、日本代表を目指そう!
2017.09.25.MON|調査
2015.11.25.WED|サッカー
2015.12.07.MON|特別企画