岡山佐伯会場のキャンプ開始まであと1週間になりました。今回の記事は、前半部分で、吉川啓太コーチが会場の様子を紹介します。コーチとして参加するとき「子どもの成長を目の当たりにすることができるのがたのしい」と話してくれました。どんな出来事を見てたのしいと感じるのか? 後半部分で、くわしく聞いてみました。
【キャンプ地紹介】岡山佐伯会場「子どもの成長する姿を見るのがたのしい」
施設外観(動画)
上の動画をご覧ください。奥に見えるみどり色が、天然芝グラウンドです。右側にカメラを動かすと、テニスコートと、集会ができる舞台があります。メルヘンな風車小屋があり、その下に湖。
ホテル棟フロント
食事会場
昨年の様子
天然芝グラウンド
昨年の様子
コンベンションホール
荒天時や午後のイベント、ナイターイベントで利用します。
こちらは事前視察にいったとき、澤井昭人コーチ(光明池校)が、リフティングとドリブルをしてみた動画です。
コーチとして参加するたのしみ
コーチとして参加する楽しみは? なににワクワクしますか?
子どもの成長を目の当たりにできることです。たとえば午前中に、プレッシャーのすくないトレーニングを組み、それをふまえて午後には、プレッシャーをたかめてやってみるとか、継続性があります。積み木を重ねあげていく作業のように、サッカーの能力を積みあげていくことができるのです。
初日のトレーニングと、最終日のトレーニングの質を比べると、あきらかにプレーが変わっている様子をみることができます。これがなんとも面白いのです。
初日は、個々がばらばらにプレーしている感じです。個人のスキルもボールが足についていない状態ですが、最終日には、個人だけでなく、近くの選手とグループやチームのプレーができるようになります。
個人でも、相手の位置を観ながら駆け引きをして、コントロールしたり、1v1のテクニックをえらぶことができるようになったりします。パスやドリブルなど、できるプレーが増え、トレーニングの効果がはっきり見えるのです。
初日は、個々がばらばらにプレーしている感じです。個人のスキルもボールが足についていない状態ですが、最終日には、個人だけでなく、近くの選手とグループやチームのプレーができるようになります。
個人でも、相手の位置を観ながら駆け引きをして、コントロールしたり、1v1のテクニックをえらぶことができるようになったりします。パスやドリブルなど、できるプレーが増え、トレーニングの効果がはっきり見えるのです。
もちろん、仲間とコミュニケーションが深まってくることもプレーがよくなる理由の一つです。寝食ともにしていると、仲間が、なにが好きか、どんな性格かをわかってくるようになり、信頼関係ができてきます。こころが通いあえば、パスもつながりやすくなるでしょう。コミュニケーションスキルとサッカースキルと両方成長しているから、いいプレーになるのだと思います。
トレーニングがはじまる時間や、食事の時間など、スケジュールが決まっています。スケジュール管理をできるように、はたらきかけをします。昼食後、コーチから「午後のトレーニングは、○時にはじまるよ。みんなが何時に、集まって、何時にグラウンドに行くか? 決めておいてね」とだけ、言いのこします。理想的なのは、トレーニングができる準備をととのえ、15分前にグラウンドにつくよう、集合時間を設定することです。けど、いきなりは、できません。「○時にトレーニングがはじまる」と聞くと○時を集まる時間にしてしまいます。結果、トレーニングが時間通りはじまらなくなります。しかし、それは、いい学びなんです。
ここからコーチの出番です。「○時に集合していたら、開始が遅くなっちゃうよね。どうすればいいかな?」と学んだことを、成功に導くヒントを出すことができます。
ここからコーチの出番です。「○時に集合していたら、開始が遅くなっちゃうよね。どうすればいいかな?」と学んだことを、成功に導くヒントを出すことができます。
コーチが、最初から、指示してしまえば、いいのではないでしょうか?
そう考えるかもしれません。それが近道ですから。
しかし、学びの機会を与えると、「つぎは、時間どおりはじめられるよう15分前に集合しよう」と、リーダーシップをとる子が出てきたり、「何時に集合しようか?」と仲間と相談をしはじめたりします。リーダーシップや、自分で考える力をつけてもらうには、学ぶ機会を作ったほうがいいのではないかと考えています。
しかし、学びの機会を与えると、「つぎは、時間どおりはじめられるよう15分前に集合しよう」と、リーダーシップをとる子が出てきたり、「何時に集合しようか?」と仲間と相談をしはじめたりします。リーダーシップや、自分で考える力をつけてもらうには、学ぶ機会を作ったほうがいいのではないかと考えています。
キャンプ参加後、子どもたちの変化を感じることはありますか?
参加した子は、コミュニケーション能力が上がっていると感じさせられます。スクール中、ミニゲームをやるとき、ゴールキーパーを順番になることがあります。リーダーシップにつながる。ミニゲームがはじまるまえに、みんなで話しあってきめるわけです。いままで周りの子に決めてもらっていた子が、「○○くんは1番目、自分は2番」と自分から話をするようになりました。
キャンプ中だけでなく、参加後、スクールで見せてくれる成長した姿を見ることは、コーチ冥利につきることはありません。
キャンプ中だけでなく、参加後、スクールで見せてくれる成長した姿を見ることは、コーチ冥利につきることはありません。
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