4月になり、新しい学年での練習がスタートしました。
4月の練習内容を振り返りたいと思います。
U12クラスは「Probing」というボールを前進させる局面の練習を行いました。
1週目は「観る」原則について、「何を」「いつ」「どのように」観るのかを練習し、状況認知からすべてのプレーが始まることを意識付けしました。
また、攻撃方向を意識してプレーすることで、攻撃時の目的だけでなく、守備時の目的についても必然的に学ぶ機会となり、相手の前進を阻むことへの意識が強くなりました。
2週目は第1エリア(自陣ゴール前)から第2エリアに向けてボールを前進する練習を行いました。今どのエリアでプレーしているのか、またそこで狙うプレーややってはいけないプレーなどを理解することで、状況判断の早さにつなげることが目的です。
第1エリアでのリスクが高すぎるプレーについては減少したので、練習の効果が見られました。
3週目のゲームデーは、まさに今月やってきたことを体現する選手が多かったです。また、一声かければ反応が見られるようになったことで、たった一か月ですが大きな成長を感じました。
U9クラスは、U12クラスで必要なコアスキルをU9クラスの段階で身につけていないといけないことから逆算して、テーマを決めて練習しています。
ですので、4月は「ランウィズザボール(ドリブル)」を練習しました。
ただのドリブルではなく、攻撃方向へ前進するという目的のため、前にスペースがある状況でのドリブルの質を高めるポイントと、途中で相手やスペースが変化した場合に対応するための幾つかのポイントを指導しました。
今月は運ぶドリブルだけの練習ですが、ドリブルの質が一か月でかなり向上したと思います。
しかしながら、U9クラスということもあってか、楽しむよりもふざけることを優先してしまう子や、話を聞く、見本を見るなどの当たり前ができない子が数名見られたのは残念でした。
指導者側の力不足を痛感しましたが、サッカーの本質的な楽しさに向き合う選手たちにしていきたいです。
U6クラスは遊びながらサッカーの技術が自然と身につくような練習をやっています。
学年が変わったことで、昨年は試合中ほとんどボールに触れなかった子が、自らボールを奪ったり、ドリブルしたりと積極的にプレーしており、良い傾向です。
5月のU12クラスは「Pressing」について練習していきます。
ボールを奪い攻撃につなげるために、守備時の様々な原則事を指導していきます。
偶然ではなく、意図的に守備をしてボールを奪えるようになるのが目的です。
U9クラスは、守備の専門的な練習ではなく、攻撃的な技術のテーマで練習しながら、守備の目的やマインドについても指導したいと思っています。
大府校では、まだまだ新しいサッカー仲間を募集しております。
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